未来世紀ジパング クジラの胃の中のプラスチックは何処から来たのか?

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クジラに迫るプラスチック危機

日本人も多く訪れるフィリピンに衝撃の異変が美しい海の中で起きていました

2019年3月中旬フィリピン南部の島に打ち上げられた1頭のクジラは体長4メートルとまだ若いが痩せていました

発見された時にはすでに衰弱しており数時間後に死にました

そのクジラを解剖すると驚きの事実が胃の中から出てきたのはプラスチックでした

次から次へとプラスチックが出て来ました

大量のレジ袋のようです

そのプラスチックの重さは40キロでした

クジラは胃の中にプラスチックがたまり栄養がとれなくなって死んだとみられています

死んだのはアカボウクジラで成長すれば体長7メートル海底1000メートルもの深いところで大きなイカや魚を食べているとされています

日本を含め世界中の海に生息するクジラです

実はクジラの胃からプラスチックが見つかるケースは少なくないです

去年だけでもスペインやインドネシアやタイなど各地で報告されています

今回は驚くほど大量のプラスチックが見つかったことで世界中のメディアが大きく報道しました

海のプラスチックごみ問題の深刻さが浮き彫りとなりました

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クジラにいったい何が起きていたのか?

急遽現地へ行きました

フィリピン第三の都市ミンダナオ島ダバオのクジラが保管されているというある場所へ行きました

フィリピン育ちのアメリカ人ダレルさんにお話しを伺いました

ダレルさんは7年前からここで博物館を運営しています

このダレルさんこそクジラの調査を手掛けた人です

クジラの解剖を行ったのも博物館の敷地です

発見から1週間研究のためにクジラはまだ敷地に置いています

骨と皮になっていました

そして取り出したプラスチック40キロ

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ダレルさんは、この日海洋学者とプラスチックの確認作業を進めると言います

まずは米袋でナイロン製でプラスチックの一種です

他にはバナナ農園の袋で袋は大きく1メートルを超すものもあります

バナナ農園の袋には先に結び目があることが特徴です

さらにレジ袋もしっかりと形が残っていました

 

ありとあらゆるプラスチック大小合わせて68枚クジラの胃の中にありました

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なぜクジラは大量のプラスチックを食べてしまったのか?

ダレルさん

「海の中にプラスチックが浮かんでいるとクジラには巨大なイカに見えます

それでクジラは飲みこんでしまいます」

 

 

プラスチックの袋の1枚を洗ってみるとすると文字がはっきり残っていました

セントラルウエアハウスクラブ

地球環境に優しいはずの生分解性と書いてありますが、そのままの形で残っていました

セントラルウエアハウスクラブとはダバオ周辺で展開するスーパーです

店内の取材は出来なかったが店袋とクジラの胃の中にあった袋と確認したが同じでした

クジラは、フィリピン第三の都市ミンダナオ島ダバオから出たプラスチックを飲みこんでいたことになります

そしてもう一つバナナ農園のものとみられる大きなプラスチックを探して農園地帯に行きました

バナナ農園を歩くとバナナの房全体に白や青のプラスチックがかけられていました

このバナナ農園のバナナは日本へも輸出しています

実は日本のバナナその8割以上がフィリピン産です

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作業を見ているとまず最初に小ぶりのプラスチックをバナナにかけます

これでバナナ同士がこすれあって傷がつくのを防ぎます

更にその上から幹や葉にかける農薬がバナナにつかないようにするため大きなプラスチックを被せていました

この結び目はクジラから出てきたプラスチックと一緒です

日本の様に高い品質を求める輸出用のバナナにはプラスチックがほとんどの農園で使われているといいます

 

バナナ農園のオーナー

「うちは厳しく管理してリサイクルもしています

でも他では川に流されたりすることもあるかもしれませんね」

 

 

しかし実際に周辺の道路を車で走ってみるとプラスチックの袋が散乱していました

更に海のプラスチック問題は別の場所にもあります

海沿いにバラックが密集する貧困地域で海の上に家が建っています

フィリピンのごみ問題解決の難しさがここにあるとダレルさんは言います

 

やってきたのは水上生活者の集落です

家の下を見るとゴミだらけです

一面にびっしりとゴミが浮いていました

この集落には3000人が暮らしていると言います

ここに何度もダレルさんは来ていると言います

 

 

ダレルさん

「食べ物、ゴミ、汚物全部全てこの下に落としているんだ」

 

 

海岸を見てみると今は引き潮でゴミが砂浜を覆いつくしていました

ほとんどがプラスチックだといいます

砂浜に降りてみると生ごみの匂いが立ち込めていました

しかしゴミがある場所は子供たちの遊び場です

何かを燃やしていました

よく見るとプラスチックのお菓子の袋を燃やしていました

しかも焼いていたのは魚でした

おやつだと言います

魚は目の前の海岸で子供たちが獲ったものです

ダレルさんゴミの海岸であることを教えてくれました

「見てよ

コーヒーブランドのコピコにネスレや粉ミルクの袋

小さな使いきりの商品だよ

使ったらその場でポイ捨てさ」

 

 

 

実はフィリピンでは所得の低い人たちでも買えるように様々なものが小分けにして売られています

調味料やインスタントコーヒーなどどれも一袋10円ほどです

貧困と便利さが生み出すゴミです

満潮になれば一気に海へ流れ込んでいきます

世界のプラスチックゴミは毎年のように増え続けていると言われています

最新データの2015年には3億200万トンもあると言われています

1980年頃と比べて約6倍に増えています

一方リサイクル率は15%にすぎないです

 

日本は6月に大阪で開かれるG20で海のプラスチックゴミを減らすためにリーダーシップをとりたいと言っているのですが

一方で去年のG7の時に海洋プラスチック憲章というのが結ばれました

削減目標を具体的に盛り込んだ国際的な取り決めだったのですが日本とアメリカは署名を拒否しました

もちろん問題はあるというのはわかってると

ただ国内に法律がなくどういう影響が出るかわからないので今回は署名をしなかったと政府は言っています

大阪G20での日本政府の対応が問題だと思われます

 

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