ガイアの夜明け 土に還る使い捨て紙皿(WASARA)で脱プラスチックで世界進出

ガイアの夜明け
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東京新橋に八百屋さんが始めたレストランがあります

旬八キッチン&テーブルです

仕事帰りの人々で賑わっています

ビュッフェスタイルで使われている器が変わっています

陶器かと思いきやWASARAという高級紙皿です

1枚100円以上しますが使い捨てです

なぜ1枚100円もする使い捨て紙皿を使っているのか

旬八の方に聞いてみました

「通常だと厨房スタッフがあと1人か2人必要だけど洗い物にかかる手間が半分以下なので水も節約できる」

 

 

人件費を抑えられるうえに水や洗剤を使わずに済むと言います

WASARAを作っているのは伊藤景パック産業です

100年以上の歴史を誇る老舗メーカーです

創業は1910年の明治43年です

この会社では使い捨て容器など500種類以上を作っています

 

伊藤景パック産業の社長

「うちは何十銭から何円の商品が多いです

全部そういう1円2円の世界です」

 

 

典型的な薄利多売の業界です

中国製品の台頭などもあり厳しい価格競争にさらされてきました

そこで社運をかけ作ったのがWASARAです

著名なデザイナーに依頼し紙皿とは思えない上品な高級感を打ち出しました

材料はサトウキビの搾りかすと竹です

100%土に還る環境に優しい製品です

日本高い技術力のたまものです

開発に2年半紙皿の概念を覆し国内外で数々の賞を獲得しています

 

 

今年3月フィリピンの海岸に打ち上げられた鯨の死骸の胃の中から次々と出てきたのはプラスチック製のビニールなどが15キロ以上ありました

深刻さを増すプラスチックによる環境汚染の代替品が求められる今、土に還るWASARAに追い風が吹いています

日本ならではのこの紙皿は世界の人々に受け入れられるのか

ガイアではWASARAは二回とりあげて来ました

その後どうなったのでしょうか?

 

都内で開かれたおせち料理のイベントで参加者に振る舞われた料理の器にWASARAが使われていました

SNSで広めてもらおうという狙いです

主婦の方なんとフォロワーが8万2000人もいます

「自宅で友人たちを呼んでパーティーをしたりするけどそういう時に使うのもいいかなって思います」

 

WASARAを考案した田辺三千代さんです

「既存のペーパープレート(紙皿)は、何をのせてもおいしそうに見えない

五感で味わうのが料理なのでスタイリッシュなものでデザイン性があるものができたらと思いました」

 

 

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今では名店でも使われるWASARAです

東京銀座ギンザシックスの抹茶の老舗辻利ではパフェの器に使われています

峠の釜めし荻野屋では昔からの陶器の他にWASARAも使われています

国内需要はこの4年でおよそ倍になっています

2014年約150万枚から2018年は約290万枚に倍増しています

 

一方、海外への進出は伸び悩んでいました

1月フランスパリに降り立ったのは、WASARAの営業担当鶴川さんです

真っ先に向かったのはパリ郊外にある倉庫です

ここを拠点にヨーロッパ全土への展開をもくろんでいます

なぜフランスなのでしょうか?

理由は来年施行される法律にあります

フランスでは使い捨てプラスチック製品の使用禁止が決定しています

新しい容器の登場が待ち望まれていました

コマテックという会社にWASARAの営業担当の鶴川さんがやって来ました

コマテックはデザイン性の高い使い捨て容器をレストランなどに卸しています

出荷先はヨーロッパ中心に60か国でここと契約で切れば一気に販路が広がります

事前にやり取りを重ね今回プレゼンにこぎつけました

「良い商品でデザイン性も高い」

 

と1時間にわたるプレゼンでしたが幸先のいいスタートでした

 

翌日はアポなしの飛び込み営業です

レストランに売り込み、すぐには返事が出来ないとの返答でした

4軒目はパーティーで使う食器などを扱う店でした

この店には後日サンプルを送ることになりました

 

パリでもおしゃれな店が多い地区にあるインテリア雑貨を扱うセレクトショップメルシーは海外からも客が訪れる人気店です

この日はメルシーの10周年パーティーでした

デザイナーやメディア関係者など目の肥えた客が招待さえていました

料理の皿にWASARAを使ってもらえることになりました

絶好のアピールチャンスです

 

メルシー社長

「デザインが気に入っているんだ

シンプルなんだけどデザイン性が極めて高いよね」

 

 

メルシーの社長がWASARAを気に入ってくれたのです

鶴川さんも手ごたえを感じていました

帰国後しばらくして鶴川さんが向かったのは成田空港に近いゲートグルメジャパンの工場でした

作っているのは航空会社の機内食です

ゲートグルメは世界60の国と地域で展開して年間約5億人分の機内食を提供しています

ゲートグルメに目をつけたのはあるきっかけがありました

 

鶴川

「たまたまビジネスクラスに乗る機会があってそこで陶器の器が使われていたので大変そうだったのです」

 

ファーストクラスやビジネスクラスの場合は機内食に陶器やガラスの器が使われています

しかし場所をとったり重かったりという欠点があります

WASARAならその問題を解消できるという提案です

実際に機内食に盛りつけてみてもらうことにしました

 

反応は?

 

ゲートグルメ

「料理が映えますね

軽い通常の容器と比べるとすごいと思った

紙とは思えない

お客様が持った瞬間に驚きがあると思う」

 

今後採用を検討してくれることになりました

さらに嬉しいニュースがありました

あのあとフランスから20万個の発注が来たのです

WASARAを世界へ夢は膨らみます

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