カンブリア宮殿 売上高1兆5000億円日本電産永守会長のコロナリーマンショックをチャンスに捉える哲学とは?

カンブリア宮殿

今回のカンブリア宮殿は、コロナ危機というかつてない大ピンチを日本電産永守会長はどう立ち向かうのか?

日本経済に大打撃を与えた新型コロナウイルスショックは日本を代表するトヨタ自動車でさえ販売台数が激減しました

トヨタ自動車の今年の決算は減収減益となりました

拡大を続けてきたソフトバンクは1兆円近い大赤字になり投資してきた企業は88社にも上がりますが15社は倒産するのではないかと孫正義社長が発言しました

名だたる企業が苦境に陥る中、新型コロナウイルスショックに立ち向かう経営者がいました

日本電産の会長永守重信さんです

本社は京都一高いビルで売り上げ1兆5000億円です

世界一のモーターメーカーを一代で築き上げた経営者です

その夢は10兆円企業です

幾度ものピンチを乗り越えてきた永守会長だが今回の新型コロナウイルスショックは勝手が違いました

永守会長

「今回のコロナは人命が一番優先で今まではそんなことなかった

リーマンショックの時はなかった」

それでも日本電産永守会長は新型コロナウイルス後の世界も見据えていました

「コロナ後はものすごい価格競争が来る

だからのんきにしていたら会社が潰れる」

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売上高1兆5000億円日本電産永守会長のコロナリーマンショックをチャンスに捉える哲学とは?

コロナ危機というかつてない大ピンチを日本電産永守会長はどう立ち向かうのか?

永守会長が日本電産を創業したのはオイルショックのあった1973年です

仲間と4人で始めた小さな会社でした

日本電産社内には創業時に使っていたプレハブが今も残されています

当時開発したテープレコーダー用のモーターは従来の三分の1に小型化しこれが躍進のきっかけとなりました

その後自動車用のモーター市場にも参入しています

例えば車のドアの中に入っているモーターはパワーウインドー用モーターなど車の装備が電動化されるのに伴い使うモーターが増え売り上げを伸ばしていきました

一方パソコンのハードディスク用でも小型化を追及し世界トップシェアです

更にスマートフォンのバイブ機能に使う超小型モーターも開発し業績を伸ばしています

その技術力を支えたのが永守会長の掲げるこの言葉でした

「すぐやる 必ずやる 出来るまでやる」

人の倍働くことで他社に打ち勝ってきたのです

それを証明する12年前の映像が残っています毎朝6時50分に出社して休みは元旦の午前中のみです

創業から50年近く休まず文字通り人の何倍も働いてきました

永守会長

「社長は質的にも量的にも一番働かなきゃいかん

一番やずっと気持ちいい朝早いのは」

半世紀近い経営者人生のなかで永守会長は幾度ものピンチに襲われるがそれをことごとくチャンスに変えて躍進してきました

1991年バブル崩壊その後長く続いた日本経済の大ピンチこの時永守会長が仕掛けたのがM&A企業買収でした

不況で赤字に陥った会社を周囲が驚くようなペースで次々と買収していったのです

そのうちの1社が2003年に買収した三協精機でATMなどで使うカードリーダーや液晶パネルの運搬ロボットを作る売り上げ1000億円の大企業です

だがライバルとの価格競争に敗れ3期連続赤字に陥っていました

そんな会社を永守会長はリストラもせず再生させていったのです

買収した企業で永守会長は

「1年間は騙されたつもりで私の言う通りに行動して欲しい

1年後にこの会社に変化がなければ唾をかけようが足蹴にしようが好きなことをやって結構です」

永守会長には会社再建の鉄則

3Q6S

会社再建には社員.会社.製品の3つの質クオリティを高めることが必要です

その為には整理整頓清掃しつけ作法清潔の6つのSを徹底することが不可欠だと言います

三協精機では3Q6Sをどのように実践していったのかと言うと

朝8時全員で社内を清掃

社員だけでなく役員など幹部も例外なしです

備品の置き場所も決め整理整頓こうして無駄を減らし仕事の効率を高めます

昼休みになるとオフィスの明かりを消して電気代を節約しかも誰が消すか担当者まで決めます

社員をしつけコスト意識も徹底させました

とはいえ社員の尻をたたくだけではないです

買収先の社員たちと必ず昼食会を開き永守会長の自腹でトップ自らが直接意見を聞き問題点を洗い出します

すると社員の意識がかわり新商品が次々と生まれるようになりました

こうした積み重ねで短期間に業績をアップさせて行きました

なんと社員のボーナスも赤字前の水準に回復させたのです

日本中の企業を襲ったバブル崩壊という危機だが永守会長はこのピンチをチャンスと捉えてM&Aを加速しました

しかしそんな永守会長を次のピンチが襲う2008年のリーマンショック

だがリーマンショックも永守会長はチャンスに変えました

M&Aを海外に拡大していったのです

150年以上の歴史を誇るイタリアのモーターメーカーASIを2012年に買収しました

船や発電所向けの巨大モーターを得意としています

世界が相手でも永守流は変わらないどんな企業でもその工場に足を踏み入れるとたちどころに問題点を見つけだします

そんな永守会長は自ら走って風を起こし続けて永守会長は日本電産グループを世界40カ国以上360社.従業員数12万人へと拡大して行きました

そんな中、新型コロナウイルスで日本電産でも緊急事態宣言が出されると多くの社員を在宅勤務にするなど対応に追われていました

だがその一方で永守会長はコロナ後に打ち出す秘策を準備していました

それが来年の夏に発売する次世代のモーターです

今急ピッチで試作を進めているのは電気自動車のエンジンにあたるモーターです

日本電産社員

「エンジンは車で最も重要な部品として大手の自動車メーカーは1万人体制で開発しています」

世界で覇権争いが熾烈な電気自動車の開発そのエンジンモーターを日本電産は次の主力商品に位置付けています

すでに去年大型乗用車向けモーターの量産を開始して同じ馬力のガソリンエンジンに比べて重さは半分ほどここでも得意の軽量化を発揮しました

10年後の目標は世界シェア3分の1にあたる1000万台です

永守会長は電気自動車のエンジンモーターの分野でも世界のトップを取ろうとしています

永守会長

「ロボット、電気自動車、ドローンでも何で飛ばすのかモーターが産業のコメになっていくモーターなしでは何もできない」

コロナ危機にも挑む不屈の経営者永守会長

カンブリア宮殿
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