カンブリア宮殿 北海道№1菓子の六花亭の秘密「売り上げや規模の拡大を追わない」とは!?

今回のカンブリア宮殿の注目記事は、北海道№1菓子の六花亭の秘密「売り上げや規模の拡大を追わない」とは!?です

今夜は百貨店で開かれている人気のイベントから並んでいたのは花咲ガニに十勝和牛のステーキこれは北海道の物産展です

大きな地震があったばかりということもありお客からこんな声も聞こえました

「被災した人が大変な思いをしているので沢山買うことが支援になるかなと」

その会場の中に曲がりながら続く長蛇の列を発見しました

北海道土産の定番マルセイバターサンドです

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

六花亭 マルセイバターサンド 10個入
価格:1300円(税込、送料別) (2018/10/5時点)

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クリームの中にレーズンとホワイトチョコが入ったひと味違うバターサンドです

飛ぶように売れていくもう一つの人気商品があります

完熟イチゴをフリーズドライチョコレートでくるんだストロベリーチョコです

独特の食感と味なんです

いずれも作ったのは北海道ナンバーワン菓子メーカー六花亭です

六花亭に本店は10階建ての自社ビルの中にあります

六花亭といえばお土産というイメージだが実は北海道ではまったく違います

物産展に出ていたバターサンドも売れているが他にも商品がいっぱいあります

ある女性がカゴに入れたのは見たことないものばかりです

雪やこんこというココア風味のビスケット、他には六花亭オリジナルのヨーグルト、秋限定の栗を使った和菓子まであります

その数、実に180種類です

いろんなお菓子を取り揃えています

全種類一つずつでも買えるバラ売りでしかもお手ごろです

バターサンドは1個125円です

こちらのショーケースではケーキも販売、季節の素材を使ったケーキが並ぶがほとんどが200円台という安さです

北海道の人にとっては六花亭は身近なおやつ屋さんという存在です

六花亭には熱烈ファンもついています

藤巻さんのリビングにはいつも六花亭のお菓子が山盛りです

そんな六花亭の店舗で買うわけでもなくうろうろ見て回るおじさんがいます

そして従業員に声をかけました

このスタッフのことを何かとよく知っている男こそ

六花亭 亭主 小田豊さん71歳

その後もスタッフ一人一人に声をかけて回る小田さん

なんと1300人いる従業員ほとんどの顔と名前を覚えていると言います

小田さんが率いる六花亭の本社は北海道の帯広市にあります

ちょうどお昼時、社員食堂は工場用の白衣を着た従業員で大賑わいです

その一角にお菓子メーカーならではの場所が並んでいたのは六花亭のお菓子です

ケーキまであります

これが食べ放題、売れ残って賞味期限が近づいたものを集め従業員におやつに出しています

小田さんもやってきたが食べないでチェックしているような一つ取って割った断面をまじまじと見るばかりです

そしてスタッフを呼んだ何が始まるのかと思ったら先ほどのお菓子を食べさせました

焼き過ぎだと店舗で見せた顔とは一変して厳しく指導

お菓子の味はこれでいいのかと絶えず自問自答し続けているのです

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北海道ナンバーワン菓子メーカーその製造現場で小田さんのこだわりを見てみようと思います

ここは六花亭の看板菓子マルセイバターサンドの工場です

1日20万個を製造しています

そのビスケット生地を作る部屋をのぞいてみると機械で生地をこねていました

ここまではよく見かける光景だが今度は職人が手作業でこねていきます

すべての面を同じ硬さにする職人芸です

こうしないとあのサクサクした食感は生まれないといいます

これを一日20万個分やり続けます

製造管理

「やわらかい部分や硬い部分がないように手の感触だけを頼りに触ってもみ込んで均一にします

それが機械では均一に出来ないです」

大量生産でありながら職人の手作業を惜しまないこれが小田さんのこだわりです

実は小田さんのお菓子作りには原点となったものがあります

茶道です

若いときから50年近く続けていて大きな影響を受けてきたといいます

小田さんが茶道から学んだのは時間が生み出す価値です

例えば作られてから400年といわれるお盆

「黒の漆に朱の漆をかけていて使っている間にまだら模様になっていく

時間と共に味わいが出てくる

これだけで見飽きない

こんな企業になりたい」

時間を重ねて価値を高める、商品にもそんな思想が反映されています

あのマルセイバターサンドは発売から41年、マドレーヌの大平原は55年時間を重ねたロングセラーが数多くあります

長く愛された商品を生み出すための秘密それは商品開発にあたる部屋のホワイトボードにあります

書かれているのは現在改良中の商品です

発売後も改良を加えているのです

その一つが今年3月に発売したばかりの北加伊道すでに120万個を売り上げた人気商品だが小田さんには気に入らないところがあります

「こちらは火の通りがいいが反対は悪い

全体が同じバランスで焼けた方がいいのは間違いない」

今売られている北加伊道は、四角いパイ生地の上にあんを置き折りたたんで包むという作り方です

しかし、これだと4枚重なる部分が出来て上下で火の通りが変わってしまいます

そこで作り方を根本から見直し2枚のパイ生地を使って重なる部分をなくしてみることにしました

これなら上下で火の通りに差は出ないはずです

焼きあがったところで確認、試作品は生地がこんがりと均一に焼けていました

早速小田さんが試食します

「新しい製法の方が理にかなってる」

一度発売した商品も絶えず進化させているのです

小田さん

「支持されている菓子は例外なく発売した時よりも良くなっている

あらゆる菓子が間違いなくです」

これが菓子作りのポリシーなら小田さんには経営のポリシーもあります

それは売り上げや規模の拡大を追わない

小田さん

「売り上げを否定するわけではないが

売り上げが目標ではないことは、はっきりしている」

実は六花亭には売り上げ目標も販売ノルマなしです

物産展でどれだけ売れても東京進出しないです

それでいて売り上げは200億円をたたき出す

小田さん

「企業の永続性につながるかどうか、もうこれだけです

将来永続性につながることであればやります

もうこれは、あってもなくてもいいことならやらない」

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