カンブリア宮殿 2015年10月8日 弁当でニッポンを健康に!女性栄養士軍団の挑戦 ファンデリー

メタボも生活習慣病の人も…“健康食弁当で安心”

注文の電話対応をする女性たち総勢40人は
全員が栄養士の資格を持っている
しかもただの栄養士ではない管理栄養士の資格を持つ
難関国家資格の1つ
栄養士40人のうち35人が管理栄養士
顧客の血液データなどから適切なメニューを提案

ファンデリー社長・阿部公祐(42)
11年前宅配弁当の業界に参入
縁の下の力持ちだった栄養士が活躍できる会社を作りたかった

栄養士おまかせ定期便
担当の栄養士がその人の体調に合わせた
メニューを届ける
弁当代金だけで別途費用は掛からない

阿部のモットーは“一食二医”
「医食同源という言葉があるが
 私たちの考えでは第一に食事、第二に医療という社会」

栄養士は大学や短大を卒業すれば取得可能
管理栄養士は国家試験(合格率55.7%)

栄養士はメニュー開発・カタログの製作・電話オペレーター
企業や病院への訪問などをすべて行う
顧客の生の声を聞き 悩みが分かるからこそ
メニュー開発に生きる

社長の阿部は保険の営業マンだった
ノルマに追われる日々の中
もっと人の役に立つ仕事がしたいと27歳で起業した

宅配業界に可能性を感じて
こだわり野菜を宅配するビジネスを始めたが
大手に太刀打ち出来ず大苦戦を強いられた
会社の資金が底を突きそうで
自分の給与としてはもらえない状態になっていた

ある日、野菜を宅配したとき主婦の
「私 糖尿病なんだけど カロリーや糖分を
 計算して料理を作るのは大変
 お弁当とかあったら便利なのにね」
という何気ない一言で閃いた

病院をメインに営業をかけて信頼を高めた
今では全国1万4000カ所の病院やクリニックに
カタログを設置

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弁当でニッポンを健康に…女性栄養士軍団の挑戦

顧客層のうち20~30代の女性が増加傾向にある
ここ5年で2倍に
そこで20~30代の女性11人へモニタリングを実施
そこで得られたヒントを元に新商品が開発された

「栄養士はDNAを持っていると思う
 “人を職で健康に幸せにしたいと”
 これが一番の武器になると思った」

さらにファンデリーは様々な会社と組んで
コラボレーション商品を作っている
すでにノウハウを持っている大企業がファンデリーと
コラボレーションしたがるのは顧客の生の声やデータを持っているから

「将来的には研究所をつくって素材をもっと研究したい
 もっと塩分が低くてもおいしいと感じるにはどうしたらいいか
 あとは栄養士が運営する病院をつくりたい」

―イノベーションといえば、新技術を駆使した
 工業製品を連想しがちだ。
 だが、本質は人材の活用による
 「革新的なビジネスモデル」ではないかと思う。
 ファンデリーは、管理栄養士集団に、
 これまでにないモチベーションを提供し、
 彼女たちの知識とアイデアをフルに活かすことで、
 イノベーションを起こしつつある。
 いつの日か、ヘルスケアのリーディングカンパニーとして
 旋風を巻き起こす可能性を秘めている。
 たとえば、ITは極めて重要だが、結局はツールに過ぎない。
 いつの時代でも、人材こそが、最大の資源なのだ。
 人を活かす、それが全て、 村上龍

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