カンブリア宮殿 2015年10月1日 長く使える良いものだけを売る!感動百貨店の新戦略 D&デパートメント会長 

高くても買いたくなる!客が熱狂する謎のデパート

長く使える良いものだけを売るD&デパートメント
その生命線は商品選びにある

ある日スタッフが提案したのはコーヒーのドリッパー
およそ100年前、世界で初めて紙のフィルターを
使ったメーカーのもの
「フィルターを考えた人にそそられるね」

D&デパートメント会長 ナガオカ ケンメイ(50歳)
商品はすべてこの男のお眼鏡にかなったもの
「流行が去っても価値が残るような
 長く売れている商品を選ぶようにしている」
ロングテールの法則を実践しているということになる

商品価値を伝えるための仕掛け
①商品の年齢を表記する
②商品が持つ物語を伝えて売る
③業務用でも使い方を含めて提案

元々ナガオカはグラフィックデザイナー
1983年デザイン会社に就職
31歳で事務所を設立して独立
手がけたのはモーショングラフィック

ある日リサイクルセンターへ行くと
有名デザイナーのイスが1年も経過せずに陳列されていた
大量生産・大量消費の時代に疑問を感じた
「良いものを長く使っていく そんな世の中をつくりたい」

2000年にD&デパートメント開業
60ビジョンというプロジェクトを展開
60年代生まれの名品を復刻

D&デパートメントでは新品だけでなく
中古品も扱っている
「中古と新品を分けて置きたくない
 そこに価値を置いてもらいたくない」

デザイナーをしていたころ
新しいものを求められ新しいものを作りたいと思った
だが1年しか持たないようなものを作る職業に
成り下がっていた
消費スピードを変えていかないと日本人の生活の質や
ものに対する愛着が変わっていかない

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絶品カフェ飯に大行列!“地元”を発見させる独自戦略

山梨県甲府市に2年前D&デパートメント山梨店がOPEN
単なる東京店のコピーではなく山梨の地場産業に関する
商品を展開している

現在12あるD&デパートメントはすべてフランチャイズ
D&デパートメントのルール店舗には必ずカフェを併設
地元にいても知らないことを教えてもらえるところが魅力
全国47都道府県に広めていく予定

D&Dフランチャイズパートナーの条件
①ナガオカが選んだ商品を取り扱う
②商品の半分が「その地域のロングライフデザイン」を目指す
③必ずカフェを併設する

さらにフランチャイズパートナーに求めるものは副業
正しいことビジネスをするためには成功までに時間が掛かるから

流行を意識しながらも根本は変えない
そのバランスをうまく取ることが重要

ブームは永遠だといいが
ブームによって生産体制を変えないといけない
老舗の蕎麦屋のように麵がなくなったら終了
そういうやり方じゃないと続かない
だからブームが起こらないようにしないといけない

―真の機能美を取り戻す 村上龍

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